許して断罪
この一瞬を生きている
右目から滑り落ちた感情は
堕ちる空
朽ちて廃して

戯れに徒
くちづけは君への憎悪と僕の咎
狂気に似ている享受の許で
瞼を落として世界を閉める
詰んでわたしを苛んで

この恋の名前を教えて
ばかみたいにあいしています
ひららく心臓に愛の切り傷
夜の悲鳴は寂寞に
まごころ暴走

やさしさという弱さ
終焉は君とベッドで
生きとし生けるものたちへ
瞬きで流れたのが星だけであれば
愛みたいに蹂躙して

言葉にするほど強くなくても
あまい涙とにがい唇
あの子に似ているきみがすき
黄昏に瞬いた幸せ
凄惨な美談

意図を紡ぐ
こんなに綺麗な世界の中の、こんなにきたない私の前で
傷痕で遺す
空の青さで死んでみたい
天蓋で塞いだこの闇の先へ

夜が瞬き流れ星
闇を裂く君の強い指先で
恋は裏切り
存在の証明
明かりを消して

愛しい君の腕を折る
さようなら往なす前に
ステイゴールド(いつまでも輝いていて)
汚れた両手で星を撒く
何処に希望を

感情線を越えた時
私の背骨を砕いて飲んで
今日はあなたがひどいから
視界を掠めた感情の欠片
わたしはきたないあなたはきれい

私の声が破滅を呼ぶまで
屠ってみせます貴方様
優しさの定義
もうなにも遺らない
あなたの夜は暗いだろうか

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